失語症の詩人 渡辺鋼のホームページ

本の泉社という出版社より、本を出版することとなりました。

ぜひ読んでみて下さい。

 

「失語症の詩 ー失語症・片マヒ で・も・や・れ・る」

 著者 渡辺 鋼

 著出版年月日 2016/12発行

 判型・ページ数 四六判 並製 144ページ

 定価:1,300円+税

 出版社 本の泉社

 詳しくはこちらから


失語症者は手をつなごう

 

東村山市、東久留米市、清瀬市、西東京市、国分寺市、府中市などの

失語症者が集まっています。

 

 

おしゃべりカフェ

 

第4土曜日午前1:00~3:00

東村山市栄町「いっぷく」

失語症の方が企画運営するカフェ

ドリップコーヒー1杯100円

 

 

ボランティアまつり(東村山)

 

10月21日(日)

東村山市社協

ボランティア団体のお祭り

失語症の方がイベント出演

フリーマーケット出店

 

 

おしゃべり会(失語症の会)

 

第1、3金曜日午後1:30~3:00

東村山市社協、他

失語症の方が、自由に話し合い聞き合う会

失語症会話パートナーが板書

 

 

言語教室(失語症の会)

 

第2、4金曜日午後1:30~3:00

東村山市社協、他

経験豊かな言語聴覚士による

失語症のグループ訓練をする自主サークル

 

 

若竹(失語症友の会)

 

第1、3土曜日午後1:00~3:00

東村山市内

失語症当事者と家族の会

仲間のことを詠んだ詩の群読をします。

 


失語症になってから、新しい自分を生きるようになった。

新しい仲間と出会い、絵をかいたり、版画をしたり、詩を書いたり。

作った詩を失語症の仲間と一緒に発表することも始めた。


僕の活動の一部をここで紹介します。

1)版画をやるきっかけ

 発病して初めての正月を過ぎた頃から、暇に任せてスケッチブックに絵を描いていた。

 3年目から版画にした。

 鳥にもいろいろの特徴があることも分かった。

 実際に見られる鳥でないと、雰囲気が分からないといいながら、実際とはだいぶ違う鳥を描いている。

 

2)「ろくろ」で版画

 「ろくろ」で版画ができると思いついたのは弟だった。

 陶芸に使う「ろくろ」を粘土の代わりに木(版木)に彫刻刀で彫る。

 「ろくろ」は裏側にベアリングが埋めてあり、ちょうどいい所に止めて彫る。右手は使えないが、滑り止めにはなる。そうすると、片手でも版画ができる。

 

3)2016年カレンダー販売

 カレンダーは2013年から発売している。1年目は絵だったが、2年目からは版画にした。

 今年も2016年のカレンダーも版画。

  • A4版の小さなやつ。6枚の版画と表紙。
  • 1冊800円で販売。北多摩失語症友の会「若竹」という失語症のサークルの運営費になる。私もその会員。
  • 印刷は「ゆずりは」という失語症者が働く就労支援施設でやる。
  • 10月から販売開始(料金受け取り後すぐに発送)
  • 申し込みは「カレンダー」のページをご覧ください。ネット販売は行っていません。

4)失語症には群読がいい

 2年前(2013年)まで演劇をやっていたが、もっと手軽な朗読もやるようになった。朗読をみんなでやれば群読。10人ぐらいの人でやっている。

 何の詩でもいいと思うが、「若竹」は失語症者自身の詩でやっている。自分のことなので、思い入れがあるので励みが違う。

 去年(2014年)は、失語症者のつどいin首都圏(武蔵野市民文化会館11/24)で初デビュー。今年も西多摩高次脳機能障害支援センター主催の失語症の学習会(羽村市生涯学習センター7/25)でもやった。10月18日(日)にも東村山市ボランティア祭りでもやる予定で頑張っている。

 言葉を取り戻したい者が間違ってもいいから元気よくやるうちに、だんだん良くなっていくのがいいと思う。

 今まで上演した詩は、「第一声」、「新しい自分」、「朗読しよう」、「あーちゃん」、「人気者はつらい」。この歌の作者は私。

 

 


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